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2021年シーズン、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅の他に、ハースからミック・シューマッハとニキータ・マゼピンもF1デビューをします。
はじめに、3人の経歴を簡単に紹介します。
角田(20歳)は、2018年にF4日本選手権でチャンピオンとなり、ヨーロッパに進出。2019年にFIA-F3で9位、2020年にはFIA-F2で3位となり、ピレリトロフィー、F2最優秀新人賞、FIAルーキーオブザイヤーを受賞。
シューマッハ(21歳・ドイツ)は、F1で7度のドライバーズタイトルを獲得したミハエル・シューマッハの息子で、2018年にF3ヨーロッパ選手権でチャンピオン、2020年にFIA-F2でチャンピオンを獲得。
マゼピン(21歳・ロシア)は、2018年にGP3シリーズで2位、2020年にFIA-F2で5位の実績があるが、これまで各カテゴリでタイトルを獲得したことはありません。また、マゼピンはレース内外での問題行為により、ヒール役として注目されているドライバーです。
角田、シューマッハ、マゼピンのルーキー3人のうち誰が一番活躍するのか、海外の反応を海外のフォーラムからまとめたので、紹介します。
海外の反応
引用元:reddit.com、reddit.com
チームメイト同士のパフォーマンスで比較すると、たぶんミックかな。
シューマッハとマゼピンは、ドライバーを評価するには最悪な競争力のないマシンで互角の勝負をすると思う。両方ともベンチマークとなる相手がいないけどね。
マゼピンとミックは競争力のないハースで戦わなければならないし、トップ10に近づくことはないと思う。
角田は3人の中で一番才能があり、最高のマシンを持っている(そして長期的にレースで勝つための最良の道を歩んでいる)ので、角田だと思う。彼はタイヤマネージメントに優れており、ウェットにも適正がある 。
それからハース勢では、ミックがマシンに慣れるまでマゼピンが勝つと思う。どちらも後方を走ることになり、いいルーキーシーズンにはならないだろうけど、マゼピンは良い契約をしたと思っている。
多くの人はコース外での彼の問題やお金持ちの父親がいることに注目しすぎているけど、彼はドライバーとして実際にそれほど悪くはないし、もし彼が良いポジションにつけばオーバーテイクするのは本当に難しいと思う。
ニキータとミックは新しいシリーズに慣れるのに苦労した過去があるけど、ユウキはF3でもF2でも最初のシーズンから速かったからね。
角田。3人の中では一番適応力が高く、デビューするのに最高のチームにいる。
角田は間違いなく3人の中で最も才能があるドライバーだよ。彼は空間認識能力を鍛える必要があるだろうけど、F1の中団にいればかなり早く改善されると思う。
photo credit:@HaasF1Team
また、ミックがタイトルを獲得したのに対し、マゼピンは両シリーズの2年目でもトップ3で終えることができなかった。
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しかし、もしフェラーリのエンジンが本当に良くて、ハースがエアロをうまく使えれば、マゼピンになるかもしれない(このクソ野郎は大嫌いだが)。ミックは今のところ、各レベルに慣れるのに時間がかかっているので、ゆっくりとスタートすることになると思う。
正直、3人ともあまり期待していないかな。角田が一番いいマシンに乗っているけど、彼にはとても強力なチームメイトがいる。
フェラーリはジョヴィナッツィをアルファロメオに残したことで、ミックを本当に台無しにしたと思う。ミックが代わりにそこにいたら、彼はより良い組織にいただろうし、キミ(ライコネン)から多くを学ぶことができたと思う。
ハースでは、ミックのチームメイトは経験が浅いので、自分自身ですべてを学ばなければならない。そして、彼がマゼピンを倒したとしても(そうなるとは思わないが)、彼の本当のパフォーマンスレベルを知ることはできないと思う。
管理人ひとこと
角田はチームメイトのガスリーとの比較で評価されることになりますが、シーズン中盤から後半で互角かそれ以上の走りができるようになることを期待しています。
ミックはスロースターターなので、速さを見せるのにどれくらいかかるか分かりませんが、マゼピンとの対決も楽しみです。