photo credit:@AlphaTauriF1
3月28日、F1の2021年シーズン開幕戦のバーレーンGPの決勝が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとの熾烈なトップ争いを制して優勝。
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、スタートを失敗してポジションを落としたが、その後はルーキーとは思えない冷静な走りと見事なオーバーテイクを披露し、デビュー戦で9位入賞を果たしました。日本人ドライバーがデビュー戦でポイントを獲得したのは史上初(日本人デビュー戦の最高順位は中嶋悟、中野信治の7位)。
ホンダPU勢ではレッドブルのフェルスタッペンが2位、ペレスが5位、アルファタウリの角田が9位、ガスリーはリタイア(17位完走扱い)となり、ホンダの新型PUの競争力の高さを発揮しました。
決勝の角田に対する海外の反応をSNSからまとめたので、紹介します。
海外の反応
引用元:twitter.com
序盤の大まかな展開
13番手スタートの角田は、ユーズドのミディアムタイヤを選択。
フォーメーションラップ:ペレスのマシンがシャットダウンで停止し、ピットレーンスタート。
Lap1:マゼピンがクラッシュしてリタイア。角田はスタートを失敗して順位を落とす。
Lap4:ガスリーは接触でフロントウイングが脱落し、最後尾へ。
Lap13:ソフトタイヤ勢がピットへ入り始める。
Lap15:角田がピットインし、ハードタイヤに交換。
Lap20:ベッテル以外全員が1回目のタイヤ交換を終える。
20周目以降の角田
LAP 20/56:
1位:ハミルトン
2位:フェルスタッペン
3位:ボッタス
4位:ノリス
5位:ルクレール
6位:リカルド
7位:ストロール
8位:ベッテル
9位:アロンソ
10位:サインツ
11位:ライコネン
12位:ペレス
13位:オコン
14位:角田
15位:ジョビナッツィ
16位:ラッセル
17位:ラティフィ
18位:ガスリー
19位:シューマッハ
リタイア:マゼピン
オコンと角田が13位の座を争っている。
角田はオコンとの交流を深めているようだ。
角田がオコンを抜いて13位に上がり、12位のベッテルを追いかける。
角田は8~10位でフィニッシュする予感がする。
ハードタイヤを履いて7周目に入った角田がベッテルに襲いかかってきた。セブはすでに角田の後ろに誰がいるのか、どれくらい離れているのかを聞いている。ピットに入るかどうか考えている。
ベッテルが角田からプレッシャーを受けている。コンマ4秒差。
Vuelta 24/56. Pasa Yuki Tsunoda a Sebastian Vettel.https://t.co/U9soIgxjNP#BahrainGP #F1 pic.twitter.com/awtnMNmPlB
— PitLane Motor (@PitLane_F1) March 28, 2021
LAP 24/56:角田がベッテルをオーバーテイクして12位に!?
イエーイ、角田。
角田がポイントを獲得したら、どんなにうれしいことだろう。私はすでに彼のファンになっている。
角田 >>> ベッテル
今年のルーキーの角田が4度のワールドチャンピオンを追い抜いた。これは悲惨だ。
LAP 24/56:キミ(ライコネン)がアロンソを抜いて10位になったところで、今度は角田が近づいてくる。
9位のペレスはサインツに接近中。
開幕戦で角田がルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したようだ。
角田はとにかく素晴らしいドライバーだよ。
角田は他のルーキードライバーとは異なり、最初の2周でスピンしなかった。順調にポジションを上げている。感動的なデビューだ。
角田の次のターゲットは、アロンソとライコネン。2人とも裕毅が1歳の誕生日を迎える前に、F1マシンでバトルを始めている。
LAP 25/56:角田がアロンソを抜いて11位に浮上。アルピーヌの車には何か問題がある。
角田はターン1でレイトブレーキングを利用してアロンソを追い抜き、11位。
信じられないような角田のドライビング。
ちょっとしたトリビア:アロンソがF1デビューした時、角田は生後9ヶ月だった。
角田が少なくとも1ポイントを獲得することを願っている。ここまで本当に素晴らしいレースをしてきた。シューマッハJr.はこの週末ずっと期待外れだった。悔しい。
角田はデビュー戦から非常に順調で、今シーズンの活躍が楽しみだね。
Just noted during Tsunoda‘s stop: This doesn‘t seem like it should be legal. #F1 #BahrainGP pic.twitter.com/wKvmlaVFpL
— Simon Krause (@simonsays_95) March 28, 2021
LAP 34/56:角田はピットに入り、ベッテルの後ろで復帰。
LAP 35/56:角田がベッテルを抜いて12位に浮上。
角田は今日、ベッテルを2度も苦しめた。
今シーズンのルーキーの中で角田はすでに傑出した存在だ。このルーキーはまだまだ見せ場を作りそうだ。
LAP 37/56:
1~10位:フェルスタッペン、ハミルトン、ボッタス、ペレス、サインツ、ノリス、ルクレール、リカルド、ストロール、ライコネン
11~18位:ラッセル、角田、ベッテル、オコン、ジョビナッツィ、ガスリー、ラティフィ、シューマッハ
リタイア:アロンソ、マゼピン
LAP 37/56:角田がラッセルをオーバーテイク。
ああ、角田に続いてベッテルにも抜かれた。
ジョージ、大丈夫だよ。タイヤを交換して出直そう。
今シーズン、角田はたくさんのサプライズを与えてくれるだろう。
角田はとても印象的だ。この調子でシーズンを通して活躍してほしい。
角田の入賞が見えてきた。
ライコネンと角田がコース上でポジション争いをしているのを見ているが、この瞬間を表現する言葉が見つからない。
行けー角田!
Prazer, Tsunoda. #F1naBand pic.twitter.com/dfi8NpG1hr
— Flávio Barbosa // Visitem familaquatica.net (@frab_br) March 28, 2021
LAP 39/56:角田がライコネンをパスして10位!
20歳の角田がF1キャリア20年のキミをオーバーテイク。
未来のワールドチャンピオン角田裕毅。
角田は20歳なのにアロンソやライコネンのような大物を追い抜いている。
この子は根性があるよ。
角田の最初のファンクラブができたら参加したいので、私にも教えてください。
角田は本当にアグレッシブな走りをするドライバーだ。
角田にはとても期待している。普通のルーキーよりもミスが少ないと思う。
角田の走りを見ているだけで楽しい。
セルジオは最後尾からのスタートを好んでいるようだ。角田はすでに熟練したプロのようだ。ガスリーは良いレースになる可能性があったのに台無しになってしまった。アルピーヌは存在感なし。マクラーレンは安定している。
今シーズンもタイヤマネージメントの戦いが続いている。
LAP 40/56:
1位:フェルスタッペン
7位:リカルド +65.680
8位:ストロール +65.951
9位:サインツ +73.266
10位:角田 +78.172
角田が大好き!本当にルーキーとは思えない走りをしている。
LAP 47/56:8位サインツ、9位ストロール、10位角田
「ドライバー・オブ・ザ・デイ」は角田に投票した。
ベッテルよりもずっといいレースをしている角田に感心しているよ。
最後の数ラップで角田がストロールに迫ることができるかどうかに注目している。
裕毅が1周あたりコンマ7~8秒のペースでストロールを追い上げている。
角田がストロールに追いつきそうだ。
LAP 52/56:
1位:ハミルトン
2位:フェルスタッペン +0.560
9位:ストロール +76.059
10位:角田 +76.941
行けー角田!がんばれ!
角田とストロールのバトルも映して欲しい。
角田とストロールが命をかけてバトルをしているが、残念ながら我々はそれを見れていない。
角田 vs ストロール > ハミルトン vs フェルスタッペン
LAP 56/56:ファイナルラップ
フェルスタッペンはターン1でハミルトンを捕まえきれない。
角田はストロールから0.6秒差。
I’m sure F1 will share an edit soon but the divebomb Tsunoda pulled on Stroll to take P9 on the final lap was absolutely ridiculous. Came from so far back. #BahrainGP pic.twitter.com/s6iE4izlIW
— Tom Bellingham (@TommyWTF1) March 29, 2021
誰も気づかなかっただろうけど、角田がストロールを追い抜いたぞ。
角田9位!
角田とストロールのバトルが見たかったよ。
素晴らしい開幕戦だった!!!
なんてすごいトップ争い!!!
そして角田が9位。
角田がデビュー戦でポイントを獲得。よくやった!
角田の初ポイント。明らかに今日のベストルーキー。車だけでなく、才能と成熟度で勝ち取った。
デビュー戦でのポイント獲得は、2016年のストフェル・バンドーン以来。
適応力のあるルーキーの素晴らしいデビューだった。
角田の印象がとても強く、今シーズンは彼を追いかけるのが楽しみだよ。
— Angel DP (@ANGELDIAZ14) March 28, 2021
管理人ひとこと
波乱のスタート、熾烈なトップ争い、中団グループの戦い、角田の見事な追い上げなど、見所満載の開幕戦でした。(こんなに見ていて楽しい開幕戦はあっただろうか)
いろんなところでバトルがあり、もっと角田を映してくれという状況でしたが、F1でもタイヤマネージメント能力の高さを見せ、一発で仕留めるオーバーテイクの上手さもさすがでした。史上最高の日本人ドライバーが誕生という感じで本当に嬉しい限りです。(DAZNさん、角田のオンボードカメラの配信お願いします)
次戦は3週間後のエミリア・ロマーニャGP(イタリア・イモラ)です。
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