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F1の2021年シーズン開幕戦のバーレーンGPで印象的な走りを見せ、デビュー戦で9位入賞を果たしたアルファタウリ・ホンダの角田裕毅。
2022年に角田がレッドブルに昇格する可能性があると噂される中、レッドブルF1・モータースポーツアドバイザーでドライバー育成責任者を務めるヘルムート・マルコは、角田には明るい未来があると確信しながらも、そのような話に対して今回は慎重な姿勢を見せています。
・角田について
彼のやり方、クルマの飛ばし方は素晴らしい。彼はカリスマ性があり、面白い男だ。彼を迎えることができてとても幸せだ。
・2022年にレッドブルでドライブする見通しについて
23レースのうち最初のレースが終わったばかりで、今後の展開がどうなるか見てみよう。
我々にはユウキという素晴らしいダイヤモンドの原石がいる。我々は彼を燃やすつもりはない。今後の成長を見て、タイムリーに判断していきたいと思う。
角田の今後の見通しについて語ったヘルムート・マルコのコメントに対する海外の反応を海外の掲示板からまとめたので、紹介します。
海外の反応
引用元:reddit.com
まずは、最初の5~6レースですべてがどのように展開するか見てみよう。
1レースを終えたばかりなのに、すでにこのような質問が出ている(笑)
次のレースを待つ間、他に何をすればいい?
あと2週間もあるのか。暇だ。
そうならないことを本当に願っている。最近のルーキーは、昇格が早すぎてシートを失っている。
ガスリーは正直言って残念だった。レッドブルが急いで昇格させたため、彼はおそらくそのシートを取り戻すことはできないだろう。
レッドブルが急いだのではなく、彼の実力が足りなかったのだと思う。トップドライバーはこのようなシートに素早く適応し、比較的良い成績を残すことができる。
最近の例で比較できるのはルクレールだけだと思う。ルクレールはザウバーからフェラーリに1年で移籍したが、最初からかなり良かった。次に近い例はフェルスタッペンだね。
この2人は絶対的な世代を超えた才能を持っており、我々が求めるべき標準ではない。ガスリーとアルボンは、フェルスタッペンという世代を超えた才能を持ったドライバーと対戦しなければならず、それが彼らをさらに悪く見せていた。
彼らはようやく学んだのだろうか?
他のカテゴリーでの出世の早さを見ると、角田はガスリーやアルボンのようになるよりも、フェルスタッペンのように急な昇格に対応できる可能性が高いと思う。
アルファタウリで最低2年は過ごした方がいいとは思うが、実際に角田は急な昇格に対応するのに十分な大きな才能を持っていると思う。
不評を買う意見だが、角田は「ダイヤモンドの原石」や「ここ数年で最高のルーキー」(それはルクレールのこと)と呼ばれるほど、まだ特別なことをしていないように思う。
彼はまずまずのレースをしたが、それは強力なアルファタウリのマシンに大きく助けられたものだ。5レースか10レースくらい待ってから、この話を始めてはどうだろうか?
その通り。私はユウキの最初のレースがどれほど高く評価されているかにとても驚いている。確かに彼は最初のレースでポイントを獲得したが、序盤でリカルドと接触したガスリーとは比較できない。
ホンダはエンジン面で大きなアップグレードを行ったようで、アルファタウリは今、ミッドフィールドの後方ではなく上位で戦っていると確信している。みんな、ガスリーが予選で5位だったことを忘れているようだ。
ユウキは有望なルーキーですか?「イエス」
しかし、1レースだけでは判断できない。
角田の実力を測るためにも、まずはガスリーと角田が少なくとも2、3レース戦う姿を見る必要があるだろう。
新マシンでの初レースでガスリーは完走できず、人々はすでに角田をワンダーキッドと呼んでいる。
私は角田を特別な存在だと思っている一人だが、それは主に昨年のF2シーズンが素晴らしかったことに基づいている。ここ数年で最高のルーキーだとは思わないが、彼は素晴らしい存在になると思う。
確かにこの時点で彼らは教訓を学んだ。特にルール変更の年には、ペレスのような経験豊富なドライバーに可能な限りマシンのセットアップをしてもらいたいのではないだろうか。
角田を支援するホンダからのプレッシャーがなければ、もう1年か2年アルファタウリで学ぶ機会を与えてから、彼を昇格させるかもしれない。
もし角田がセブ(ベッテル)やマックス(フェルスタッペン)のようになれば、マルコが彼をレッドブルに乗せない理由はない。
私はこれをあまり信じていない。ヘルムート・マルコが角田を燃やすつもりはないと言っているのは、彼がチェコ(ペレス)に自信を持っているからだ。チェコが少しでも苦戦すれば、再び椅子取りゲームを始めるのに問題はないだろう。
角田は3年前に日本のF4に参戦していたことを考えると、クビアトやガスリー、アルボンよりも適応力があると思うし、失敗するとは思えない。
もしチェコが確かな結果を残すことができれば、彼らは忍耐強く、角田をビップス、ローソン、ダルバラのいずれかの現在のジュニアの1人と、1年か2年アルファタウリで対戦させることができる。
そうすれば2人のドライバーを評価し、どちらが優れているかを見極めてから昇格させることができる。トロロッソでリカルドとベルニュを起用したときのように。
次のレースまで待ち切れない。
管理人ひとこと
開幕戦からレース間隔が空きすぎて話題がないので、いつものように困ったときはマルコネタという感じです。それにしても3週間は長すぎる…。
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